お知らせ

『第2回市民公開講演』開催される!





 215()午後2時から藤沢保健所大ホールで第2回市民公開講演会を開催しました。事前周知が徹したためか開始前からたくさんの市民が会場に集まりました。

 冒頭の鈴木会長の挨拶では藤沢の街に住んで良かったと思えるのはいつまでも健康でお口から食べ物を摂ることが出来る事が必要であり、そのためには平素から自らのお口の健康に気を配り健康寿命を延伸してゆくことであると強調されました。

 第1部として「口腔がんの克服に向けてーあなたのお口は大丈夫?口腔がんの予防・健診・最新治療―」と題して藤沢市民病院歯科口腔外科主任部長の石川好美先生の講演が行われました。日本人の癌は死亡原因の第1位となっている点から始まり口腔がんはその内1%であるという統計からいかに早期発見が必要で口腔内の検査は一般開業医であるわれわれが診断能力を養っておくことが大切であることを話されていました。

 がん治療は「手術」「放射線療法」「化学療法」をその病態によって選択してゆきます。口腔がんも同様で従来では手術後の機能障害が残ったものも現在の治療法では克服できることもあるようですし、放射線療法も化学療法も日進月歩だそうです。藤沢市民病院にはこれらのセクションを全て有している大学病院並みのがん治療がおこなえるとも述べられました。

 最新療法としてはPET検査で口腔がんの発見ができること、選択的に細胞に効果のある分子標的薬も開発されたこと、カテーテル治療を応用した化学療法剤の動脈注入なども動画を交えて講演されていたことが印象的でした。

 第2部の前に昨年11月に審査して表彰された「高齢者お口のコンクール」の表彰式が遠藤常務をはじめ地域保健部員の協力で行い優秀者には表彰状と商品が鈴木会長授与されました。表彰後記念撮影では健康的な表情をされた受賞者に会場から大きな拍手が送られていました。

 第2部では「病院紹介:藤沢市民病院歯科口腔外科はこんなところ」と題して岡本喜之藤沢市民病院歯科口腔外科医長が講演されました。

 岡本先生は口腔外科の歴史から講演をはじめられ、医科でも特に耳鼻科や形成外科との境界を解りやすく話されていました。また、歯科疾患が原因で全身に影響を及ぼすことの危険性なども丁寧に説明をされていました。

 質疑応答でも「市民の口腔がん検診を無料でしていることを知らなかった」「市民病院への紹介システムは?」など市民への啓発が足らない点を痛感しました。講演後にお二人には鈴木会長から感謝状が贈られ、万雷の拍手を受けておられました。

 藤沢市民病院口腔外科は現在3名の常勤歯科医師で稼働していますが今秋に立ちあがる新病棟の中に広いスペースを確保できるそうです。

 今後も藤沢市民病院歯科口腔外科は本会会員診療所として研修指導いただくとともにお互いが協力してより良い方向を目指してゆきたいと思います。 


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